野球、時々マスコット。

オリックス・バファローズを中心としたプロ野球観戦日記ですが、基本は球場に転がる小ネタと雑感を書きますので、試合の速報性とニュース性は殆どありません。居住地域の関係上、千葉ロッテマリーンズのネタも多く含まれます。 また、タイトルに関連しない雑記もたまに入りますのでご容赦を。

Lamigo桃猿

中華職棒啦啦隊考察〜峮峮だけじゃないですよ(笑)〜

オフシーズンに入って移植以外のネタも尽きたこともあり、ちょっと毛色の違う話を書いてみようと思います。

とうとう、中信兄弟啦啦隊・Passion Sistersの峮峮(qun qun≒チュンチュン)さんが
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(※画像は集英社週刊ヤングジャンプ公式HPより引用)
日本でグラビアデビューしてしまいました。しかも、ロケ地が船橋運動公園というので二度吹いてしまったのですがw

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実は、彼女の写真集もこっそり(?)台湾から通販で取り寄せていたのですが、日本ではポニーキャニオンが版元となって出版するようで、そのプロモーションを兼ねてのグラビア掲載だったようです。
因みにその写真集をワタクシの会社の同僚に貸したのですが、彼曰く「普通に踊っている方が可愛い」とのこと。

6月にも触れましたが、その火付け役となったYouTubeのうp主さんの動画には、連日連夜多くの日本人からのコメントが寄せられるという繁盛っぷり。

その影響で?、元々このブログへ引用するためだけにアップしたワタクシの動画にもいくつかコメントを頂いておりまして、この場を借りて御礼申し上げる次第なのですが、峮峮人気と共に陳子豪應援曲の中毒患者も増えているようで。既に2年前に中毒症状を発症していた身としては、ドヤ顔で歩いてみたくもなりましたが、そんなキャラでもないのでねぇ…ただこれで、台中洲際の応援席が取りにくくならないことを祈るばかりです(笑)

…そろそろ本題入りましょうかね。


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嗚呼、哀愁の馬鹿試合(9/4 Lamigo-中信兄弟)

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9月4日 桃園國際棒球場 3,278人
下半期14回戦(GAME203) Lamigo5勝9敗(通期:15勝19敗)
中信兄弟|000 804 030=15
Lamigo|407 010 110=14
【勝】陳柏豪  1勝 1敗 0S
【S】李振昌  2勝 1敗 6S
【敗】黃子鵬  4勝 5敗 3S
◆本塁打
中信兄弟:藥匕 21号2ラン(4回/尼克斯)、王威晨 1号3ラン(4回/尼克斯) 
Lamigo:郭嚴文 12号2ラン(1回/黃恩賜) 、藍寅倫 10号3ラン(3回/官大元)、 陳俊秀 20号ソロ(8回/鄭凱文)

試合は初回から打撃戦の様相を見せます。


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中信兄弟の先発・黃恩賜の立ち上がりを捉えたLamigo打線。


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まず一死2塁から陳俊秀のタイムリーで先制すると、
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朱育賢の内野ゴロで1点を追加した後、
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郭嚴文の2ランも飛び出して一挙4点を奪い、早々に黃恩賜をマウンドから引きずり下ろします。

3回にも、
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誰が何を打ったか忘れてしまうくらいの猛攻で一挙7点を奪い、
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11-0という圧倒的な大差をつけて、試合を決定づけた…と、誰もが思ったはず。


「はず」と書いたということは、このままで終わらなかったのです。



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さらっと台湾最終日

台中から台北への移動を経て帰国となる日。
当初、台鐵で移動しようとしたのですが、悉く指定席が完売。
無座券(日本で言うところの立席特急券)しかありません。
流石に体調も芳しくない中2時間立ちっぱなしはキツいので、高鐵での移動に切り替えますが、こちらも指定席は軒並み完売。
辛うじて3列席の真ん中が2ヶ所空いていた列車が見つかり、事なきを得たのですが…これにはちょっとした理由がありました。

中華職棒の台湾籍の新人が9月入団となるのもこれが関係しているのですが、台湾の学校は秋始まり。
従って、この時期がちょうど卒業旅行シーズンとなるようなのです。

んなもんで、駅構内にも若いにーちゃんねーちゃんが大集合。
結構な混雑具合でありました。


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はじめての台南市立棒球場〔後編〕(6/5 統一-Lamigo)〜暑さユルさでKnock out〜

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6月5日  台南市立棒球場 3,011人
前期14回戦(GAME102) 統一5勝9敗
Lamigo|400 001 120=8
統   一|000 000 000=0
【勝】尼克斯 6勝 3敗
【敗】瑞 安 3勝 1敗
◆本塁打
Lamigo: 林泓育10号ソロ(7回/江承峰)、陳晨威5号ソロ<※ランニングHR>(8回/黃竣彥)
チーム名の表記はおろか、メンバー欄もないスコアボード。
中華職棒の予備知識が全くないまま観てしまうと、誰が誰だかさっぱり解らんような状況に追い込まれます。(直接聞いてはいませんが、恐らく相方はそのクチだったかも。)

因みに統一の攻撃時は選手紹介の画と応援歌の歌詞がビジョンに出ますけど、この辺の環境は、正直他のフランチャイズ(桃園・新莊・台中洲際)と比べると激しく見劣りするのは否めませんね。


さて、肝心の試合ですが、初回から大荒れの展開。
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統一先発・瑞安(Ryan Verdugo)の立ち上がりを捉えたLamigo打線。

無死から
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藍寅倫のタイムリーで先制すると、一死の後
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陳俊秀のタイムリーでもう1点。
続く朱育賢のライト前ヒットで一死満塁としたところで、
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郭嚴文のセンターフライと思われた打球を
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レフトが深追いして撮れず、
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これがタイムリーとなってもう1点追加。
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さらに林立の犠牲フライもあり、
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いきなりLamigoが4点を先制して試合の主導権を握ります。

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本拠地巡礼2019・春〔5〕(4/4 Lamigo-富邦悍將)〜終わってみればいつも通りの…〜

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4月4日 桃園國際棒球場 8,689人
2回戦(GAME15) 1勝1敗
富邦悍將|000 010 100=2
Lamigo|100 030 32X=9
【勝】王溢正 1勝 0敗 0S
【敗】陳仕朋 0勝 2敗 0S
◆本塁打
富邦悍將:王正棠1号ソロ(5回/王溢正)
Lamigo:林泓育2号2ラン(7回/張竣龍)
8,689人という観客数。NPB基準では「閑古鳥が鳴くレベル」の入りかもしれませんが、CPBL基準では比較的入っている方ではないでしょうか。
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試合前のコンコースは身動きが取りにくいくらいの人だかり。
事前にネットで買っていた「Lamigirls観覧席(※)」もほぼぎっちり埋まっており、恐らく試合中は身動きが取れんやろなぁと思って、事前に食料調達をすることに。ここ暫く、桃園の球場飯も食うことがありませんでしたので、ホンマに久々です。

カウンターに指差しできるメニューがあるのを確認した上で、
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こちらの店で「大聖牛腩飯」をドリンクセットで頼むことにしたのですが、悲しいかな、やっぱり発音がままなりません。
話せないのを察したカウンターの兄さんが即座に英語に切り替えてくれて、なんとか事なきを得たレベル。

てっきり「大聖牛腩飯」は日本で言うところの「ぼっかけ丼」やら「どて丼」に近い商品なのかなと思っていましたが、
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出てきたのは牛スネ肉とモツのカレーでした。(…単純にオーダー間違えただけ?)

でも、台湾の牛肉料理故に八角が効いているのがポイント。
最初はおやっ?と思いますが、次第にカレーの風味が勝ってくるので、普通に日本のカレーの感覚で食えます。(因みに日本統治時代の名残か、日式カレーを出す店はそこそこあるようです)
かといって、日本の球場メシのカレーを想像すると、良い意味で裏切られます。(これに近いクオリティーを持っているのは、神戸サブ球場で出張販売していた「おかもとのカレー」くらいでしょうね。あくまでもワタクシが実食した範囲での話ですが。)

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台湾王者、「世界のロッテ」に再び屈す。(3/15 TLM-CLM)

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3月15日 ZOZOマリンスタジアム 約6,000人(観衆データ未公表)
Power Series 2019 in CHIBA 2回戦 CLM2勝
CLM|000 002 101 =4 
TLM|020 000 000 =2
   
(※特別ルール)
【勝】東 條
【敗】王溢正
◆本塁打
CLM:李杜軒ソロ(9
回/吳承哲)
先攻後攻が入れ替わった第2戦。
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マリーンズは開幕投手が決定している石川、Lamigoは新加入の李茲(Radhames Liz)の先発で始まります。因みにこの李茲、東北楽天にも在籍した経験がある(2016年)投手で、米韓日台の4ヶ国を渡り歩いております。

さて、前日とは打って変わって静かな立ち上がり。
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…Lamigo 応援席は相変わらずの盛り上がりですがww

大荒れすることもなさそうということで、コンコースで色々やっておりましたら…

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Lamigoが2点先制してました。

「肝心なところを見落とす」という、野球観戦あるあるw
(※後で「パ・リーグTV」を見返してみたら、郭嚴文と陽耀勳のタイムリーだったようですね。)


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直輸入の台湾棒球(3/14 CLM-TLM)

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3月14日 ZOZOマリンスタジアム 約5,000人(観衆データ未公表)
Power Series 2019 in CHIBA 1回戦 CLM1勝
TLM|010 002 000 =3
CLM|413 200 102=13
   (※特別ルール)
【勝】岩 下
【敗】葉家淇
◆本塁打
TLM:林泓育ソロ(2回/小島)
CLM:岡ソロ(1回/葉家淇)
【お断り】
※桃園開催の日台交流戦のチーム表記は台湾式にしていましたが、今回はマリン開催ということもあってアルファベット表記に致しました。ただ略記が被るため、地域名を含めた3レター(「Taoyuan Lamigo Monkeys」「Chiba LOTTE Marines」)で記載しております。

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「コジマじゃないよ、オジマだよっ!!」で売り出し中のルーキー・小島(早稲田大)の立ち上がりは非常に見事な三者斬り。
 
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対して、Lamigo先発の葉家淇は…

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僅か一球で失点w

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岡大海の先頭打者弾。
これが、文字通りの号砲となりました。


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また行く台湾〔4〕(11/9 千葉羅-Lamigo)〜世界のロッテ、台湾最強に勝つ〜

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11月9日 桃園國際棒球場 (※観衆データ不明。約3,000人?)
桃園最強Power Series2018第1戦 羅1勝
Lamigo|000 010 000=1
千葉羅|221 100 00X=6
【勝】二 木
【敗】蘇俊羽
◆本塁打
Lamigo:林泓育ソロ(5回/二木)

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所謂「花相撲」ではありますが、2日前に福岡で開催された侍JAPAN対台湾代表の試合でクリーンアップを打った陳俊秀や林泓育、朱育賢がそのままの並びで普通に出場するなど、野手陣はほぼレギュラークラスを用意したLamigo。他方、マリーンズも公式戦並みとはいかないまでも、「来季を見据えた」
(井口監督談)というラインナップ。

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…あ、勿論Lamigirlsも通常営業ですw


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ということで、二木と蘇俊羽の先発で「台湾最強(※CPBL4期連続優勝)」対「世界のロッテ(※PBL5位)」の試合が始まったわけですが…


マリーンズ、普通に強いやん!!!

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懲りずに台湾〔11〕(9/14 統一-Lamigo〔後編〕)〜気軽に観られぬワンサイドゲーム〜

台湾の大半の球場では、ビジター応援団は外野に追いやられるのが常なのですが、高雄の場合は3塁側の内野がビジター応援席。
Lamigirlsがいないことと、トランペットと太鼓というジャパニーズスタイルの応援方式であることを除けば、桃園で観るのとあまり変わりはありません。
…でも、「球音」そっちのけでガンガン流しまくる応援曲とチアの存在が、中華職棒に於けるホーム応援の最大の魅力でありアドバンテージのように思いますので、「変わりない」というのはちょっと違いますかね(^_^;)



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懲りずに台湾〔10〕(9/14 統一- Lamigo〔前編〕)〜アレルギー反応〜

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9月14日 高雄澄清湖棒球場 3,069人
下半季11回戦(GAME216) 統一7勝4敗 (※2018通季14勝18敗)
Lamigo|002 051 120=11
統  一|004 000 002=6
【勝】史博威  5勝 0敗 0S
【敗】安 狄  1勝 1敗 0S
◆本塁打
Lamigo:林立7号2ラン(3回/安狄)、林泓育5号満塁(5回/安狄)、郭嚴文10号2ラン(8回/傅于剛)
統一:郭阜林17号2ラン(3回/史博威)

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統一・安狄(Andy Van Hekken)とLamigo・史博威(Zeke Spruill)の両美國人(※中国語ではアメリカ=美國)の先発で始まります。

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なんか聞き覚えのある名前だと思ったら、2016年の前半だけ埼玉西武に在籍していたバンヘッケンですか。改めて調べてみましたが、この方も米韓日台と4ヶ国を渡り歩いてるんですね。
一方の史博威も、昨年のオフに一旦Lamigoを退団してMLBのレンジャーズとマイナー契約を交わしたものの、4月に再度Lamigoに戻ってきたという経緯の持ち主。
中華職棒は外国人の契約枠が3枠しかない故に、中途の入退団は日常茶飯事のようです。

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外野応援厨→内野カメラ厨と座る席は変われど、勇者青波Bsひと筋45年弱の人。幕張在住の鴎さんによく弄られ、時にメガネを壊されたことも今となってはいい思い出です。コロナ前の一時期、台湾野球のエンタメ性にハマって暇さえあれば台湾飛んでましたが、未だにモノリンガルリーベンレン(※日本語しか話せない日本人)です。
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