野球、時々マスコット。

オリックス・バファローズを中心としたプロ野球観戦日記ですが、基本は球場に転がる小ネタと雑感を書きますので、試合の速報性とニュース性は殆どありません。居住地域の関係上、千葉ロッテマリーンズのネタも多く含まれます。 また、タイトルに関連しない雑記もたまに入りますのでご容赦を。

桃園國際棒球場

またまた台湾〔5〕〜宴のあと〜

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場内に入ると、こんな装飾が。
ちょうどこの前のカードが「YOKOSO桃園」という日本をフィーチャーしたイベント試合で、パシフィック・リーグ マーケティング(株)協力のもと、クラッチ、フレップ、謎の魚、ファイターズガールが訪台して試合を盛り上げたという、球場エンタメ&マスコットマニア垂涎の?イベントが行われていたのでした。
因みにその場にはトラッキーも来ていた(6月に甲子園で台湾デーを開催する絡み?)のですが、どちらかといえばLamigo側は「甲子園へ行こう」という内容のビジョンCMを流したり、
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Tigers aiの録画中継をコンコースで流したりするなど、阪神寄りになっているような感がありますね。

これが、今オフに予想されている王柏融争奪戦に影響するかどうかは知りませんw


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またまた台湾〔4〕〜投宿の後に〜

再び台北車站。
台鐵で中壢に向かいます。

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本当は滅多に走っていない莒光號(急行相当)に乗りたかったのですが、発車直前で指定券が買えなかったため、
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渋々続行の自強號(特急相当)に乗ることにしました。

車内検札も行われ、
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日本と同じような検札のスタンプが押されます。

「自強號で切符の写真」というと、台中での一件のトラウマがありますもんで、下車前に念入りに忘れ物のチェックを行い、
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無事に下車。
歩いてホテルへ向かいます。
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0泊3日の台湾弾丸〔8〕(4/10 Lamigo-中信兄弟)〜試合結果と後日譚〜

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410 桃園國際棒球場 4,157
6回戦(GAME24) Lamigo51
中信兄弟|000 000 001=1
Lamigo|300 410 12X=11
【勝】尼克斯 1勝 1敗 0S
【敗】萊福力 0 2敗 0S
◆本塁打
Lamigo:黃敬瑋12ラン(8/王鴻程)

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先発はLamigoが尼克斯(Michael Nix)に、中信兄弟が萊福力(Mitch Lively)。萊福力は、かつて(2015年)ファイターズに在籍したこともある右腕です。

初回、いきなり試合が動きます。

裏のLamigoの攻撃。ヒット2本と四球で一死満塁のチャンスを作り、5番陳俊秀の打席で、
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パスボール。
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労せずしてLamigoが先制します。
その陳俊秀はセカンドゴロに倒れますが、その間に三走が生還して2点目。
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さらに続く廖健富(※因みに応援曲はジントシオさんの作です)のタイムリーも飛び出して、試合の主導権を握ります。

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暫しLamigirlsを愛でる時間(笑)が続き、彼女等が控えに下がった4回裏。
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0泊3日の台湾弾丸〔7〕〜スタンドから見る異文化〜

中華職棒が日本と決定的に違うのは、「応援スタイル」であることは改めて言うまでもありません。

楽天球団が今シーズンから、韓国プロ野球事情にも精通しているジントシオさんのプロデュースで、「音響ガンガン鳴らして、ステージでチアリーダーが踊りまくる(?)」韓国スタイルの応援を導入しましたが、実は現在の台湾のホームチームの応援スタイルも、正確には韓国スタイルの輸入に端を発しているようです。(それまではトランペットに太鼓という日本式が主流で、ビジターは現在もこの形です。)

楽天の応援スタイルがファンに受け入れられているかどうかはよく判りませんが、台湾ではこのスタイルに変えた辺りから、八百長問題で冷え切っていた人気が復活したとかしないとか。
実際、チケットの売れ方を見ても、応援ステージのある「熱區」と呼ばれるベンチ上のエリアがまず先に埋まっていきます。
ということで、その「熱區」から見た光景を書いていきましょうか。

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0泊3日の台湾弾丸〔6〕〜“日本化”する棒球場〜

添好運で腹を満たした後は、いよいよ本日の…というか今回の弾丸のメインイベントを観に、再び桃園へ。
桃園捷運で来た道をそのまま戻っても面白くないので、
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今回は台鐵の區間車(各駅停車)で中壢まで向かい、そこから無料送迎バスで桃園國際棒球場へ向かう、というルートを使いました。
中壢からの送迎バスも、桃園捷運が全通したらどうなるのか気になりますが…

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ということで、5ヶ月ぶりに戻ってまいりました。続きを読む

亞冠熱身賽・第2戦(11/11 中華代表-千葉羅)〔後編〕

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11月11日 桃園國際棒球場 7,319人
APBC強化試合2回戦 羅2勝
千葉羅|051 000 00X=6
中華代表|000 400 000=4
【勝】藤 岡
【S】益 田
【敗】林樺慶


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予告されていた先発は、台湾隊が林樺慶(Lamigo)に、マリーンズが佐々木千隼。
(※なお、中国語には「踊り字」が存在しないので、スコアボードの表記は「佐佐木」となります。)

初回は綺麗に0でまとまったものの、2回にマリーンズ打線が爆発!
…というか林樺慶が炎上したと言う方が正確ですねw

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二死満塁の場面で、柿沼に押し出しの四球を与えてMが先制すると、
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続く荻野貴司が走者一掃の二塁打を放って3点追加。
暴投(荻野三進)と四球で二死1・3塁とし、
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角中のタイムリーでさらに1点を追加。

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3回にも柿沼の犠飛で1点加え、6点の大量リードを奪います。

サンドバッグのように殴られっ放しだった台湾隊ですが、4回に打線が漸く繋がります。
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一死満塁から嚴宏鈞(Lamigo)のライト前タイムリーでまず2点を返すと、
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吳念庭(埼玉西武)と
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陳傑憲(統一/岡山共生高出身)という、日本に縁のある2人の連続タイムリーで2点差に迫ります。
これまでの拙攻でフラストレーションが溜まっていたかどうかは判りませんが、内野スタンドは優勝決定戦のような大盛り上がり。

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続く陳子豪(中信兄弟)を三振に仕留めたところで佐々木はお役御免。
尚も1・3塁という状況で迎えるは、4割男の「世界の大王」王柏融(Lamigo)。
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所属の枠を超えて富邦の嗆司曲(チャンステーマ)「GO富邦悍將
が流れ、ボルテージは最高潮に。
(↑この状況を日本風に置き換えようとしてもなかなか上手い例えが見つかりませんが、異論反論を承知の上で強引に例えると、日本代表戦に於いてホークス・柳田悠岐の打席でカープの「飛ばすチャンス」が流れるようなもんでしょうか。)

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しかし、ここは替わった成田が
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三振斬り。
2点差のまま、後半に入っていきます。


が。

試合が動く気配がありません。
中華隊は前日に引き続き、1イニング毎の細切れ継投。
マリーンズも5回から
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藤岡が3イニングスを投げ、
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松永→
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益田と繋いで
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ゲームセット。

仕方がないので、
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我慢出来ずに撮りに行ったLamigirlsの写真を…
って、前日と全く同じ展開www
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亞冠熱身賽・第2戦(11/11 中華代表-千葉羅)〔前編〕〜キャンセル回避〜

2時間ほど横になったでしょうか。
胃は少々重いものの、何とか出歩けるまでには回復し、待ち合わせ場所の台北車站でMさんと合流。
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無事予定通りに御珍軒での飲茶ランチを敢行できました。(不思議とそれなりに腹に入ったことも申し添えておきます。)

そして、桃園捷運で棒球場に向かいます。続きを読む

亞冠熱身賽・第1戦(11/10 千葉羅-中華代表)〔後編〕

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11月10日 桃園國際棒球場 5,861人
亞冠熱身賽第1戦 羅1勝
中華代表|010 000 000=1
千葉羅|301 020 00X=6
【勝】関 谷
【敗】陳冠宇
◆本塁打
羅:井上3ラン(1回/陳冠宇)


予告されていた先発はマリーンズが二木、中華代表がオーバーエイジ枠で選出された陳冠宇(千葉羅)。

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上々の立ち上がりを見せた二木に対し、
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チームメイト相手に投げづらかったのかどうかは知りませんが、早々に陳冠宇がマリーンズ打線に捕まります。
一死1・2塁の場面で迎えた打者は、4番の「アジャ」井上晴哉。
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2-2からの5球目を豪快に振り抜き…
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打球はそのままスタンドイン。
豪快に叩き込む3ランで、マリーンズが先制します。


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亞冠熱身賽・第1戦(11/10 千葉羅-中華代表)〔前編〕

雲林から約90分。桃園國際棒球場に戻ってきました。

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Lamigirlsが球場壁面にデカデカと♪

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選手の写真は、ちゃんと台湾代表仕様になっていますね。


開場前でしたが、既に色んな球団のユニを纏ったファンが集まっています。
地元・Lamigoに中信兄弟、統一、富邦のCPBL(中華職棒大連盟)球団、台湾代表、千葉ロッテ、埼玉西武、読売、北海道日本ハム(←呉念庭や陽岱鋼が代表に選出されている)といった辺りは解るのですが、直接関係のない日本代表(侍ユニ)に阪神、広島…果てはオリックスのユニまで見かける状況で、一体何の試合が始まるのか、と言わんばかりの賑やかさ。(※断っておきますが、Bsはワタクシではなく地元の方です。)
ここが日本ならば気分を害するファンが多数いて(かく言うワタクシもその1人)、小競り合いやSNSでの晒し上げが起きてもおかしくない状況ですが、台湾においては全く問題のない行為。
「寛容」と言うよりは「野球の試合だからユニ着てきたよ」くらいの非常にライトな感覚なんだと思います。余談ですが、CPBLの公式戦でもNPBやMLB球団のユニを着てくる観客は多数いますし、時々NBAのユニも見かけますからね。ま、基本的に何でもありなんでしょう(笑)

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中華職棒の真髄(6/8 Lamigo-富邦)

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6月8日 桃園國際棒球場 3,718人
17回戦(GAME104) Lamigo13勝4敗
富  邦|000 400 000=4
Lamigo|103 210 00X=7
【勝】道恩斯 7勝 0敗 0S
【S】陳禹勳 0勝 1敗 14S
【敗】力 猛 3勝 4敗 1S
◆本塁打
Lamigo:王柏融10号ソロ(1回/力猛)、 蘆咄4号ソロ(4回/力猛)


というわけで、2日連続の桃園であります。

試合前に腹ごしらえをしようと思ったものの、言葉の壁に阻まれてホットスナックの類に手を出せず、日本では滅多に買わない便當(弁当)を買うことに致しまして。
モノを取り出すと…温かいではありませんか。
そういえば昨年も駅弁買ってびっくりしたなぁ…というのを思い出しました。
「台湾の便當は温かい」というのがスタンダードなんでしょうかね?

因みに今回買ったのは、
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「陳俊秀便當」。

中身は、
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焼豚に骨付きの鶏肉が二種。なかなか肉々しいです(笑)

台湾ビールで喉を潤しつつ、
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ベンチ上のLamigirlsを愛でながら(?)試合開始の時を待ちます。

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外野応援厨→内野カメラ厨と座る席は変われど、勇者青波Bsひと筋45年弱の人。幕張在住の鴎さんによく弄られ、時にメガネを壊されたことも今となってはいい思い出です。コロナ前の一時期、台湾野球のエンタメ性にハマって暇さえあれば台湾飛んでましたが、未だにモノリンガルリーベンレン(※日本語しか話せない日本人)です。
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