野球、時々マスコット。

オリックス・バファローズを中心としたプロ野球観戦日記ですが、基本は球場に転がる小ネタと雑感を書きますので、試合の速報性とニュース性は殆どありません。居住地域の関係上、千葉ロッテマリーンズのネタも多く含まれます。 また、タイトルに関連しない雑記もたまに入りますのでご容赦を。

台湾高鐵

南下南下で台南か。

桃園国際機場に降り立ちます。
時間短縮のため、常客証を持っていない相方が入国審査の列に並んでいる間に色々用事を済ませてしまおうと、まずはワタクシ単独でイミグレ突破。
そのままバゲージクレームで相方の荷物をピッキング(※ワタクシ名義で預けたため、プライオリティタグが付いてますので出てくるのも早いのです)した後に税関を抜け、制限エリア内にある銀行で両替を済ませます。
因みにこの間、約8分。やっぱ常客証の威力恐るべし。

で、そこから待つこと15分。
相方と合流し、桃園捷運で高鐵桃園站まで向かおうと思ったら…捷運の改札に入る直前に電車が行っちまいました。

次の電車が何分後に来るか判らないもんで、とにかく早く高鐵の駅に向かおうと…

タク発動!

これ、多分単独で動いていたらこの発想はなかったと思います。

タクの運ちゃんに、「21:34の列車に乗りたいんだけど」と伝えてもらったら「十分間に合うよ!」との返答。

…結果、10分ちょいで高鐵桃園站に到着。10km弱の道のりが315元(=1,103円。※1ニュー台湾ドル≒3.5円計算)で済むんですから安いもんです。

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本拠地巡礼2019・春〔4〕〜寄り道の果て(後編)〜

桃園の試合開始は17時05分。
時間としては非常に中途半端になってしまったので、取り急ぎ相方から頼まれていた「お礼参り」をしに龍山寺へ向かうことと致しました。

まず桃園捷運で台北車站へ向かい、徒歩連絡で台北捷運の北門站から西門乗り換えで龍山寺へ。
そしたらこの時点で時刻は15時。
結構タイトになってしまったので、急ぎお参りを済ませて龍山寺を後にします。

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実に滞在時間5分足らずwww
お参りの意味あるんかいな?

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懲りずに台湾〔12〕〜一気に北上、帰国の途へ〜

翌朝7時。
高雄駅前のホテルをチェックアウトして、3日かけてちんたら南下してきた台湾島を一気に北上すべく、高雄捷運紅線で左營站へ。

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ここで高鐵に乗り換えるわけですが、隣接しているのに高鐵と捷運は「左營」、台鐵は「新左營」と駅名が異なるのがややこしいところ。

これがJR・大阪メトロ天王寺と近鉄阿部野橋のように道一本離れているならまだ解らんでもないのですが、高鐵左營と台鐵新左營は線路横並びで、しかも駅舎は同一ときたもんだ。

元々存在する台鐵の左營駅の隣に、新駅として台鐵が「新左營」駅を作るのはいいとしても、後から開業した高鐵が「左營」を名乗るのはなんでやねん? そこは「新左營」で合わそうや!
…と思うのですが、なんかしらの事情があったんでしょうね。
何せ、とんでもなく離れたところに出来た駅に既存の駅名を付ける(桃園、新竹、台中、台南など数え上げたらきりがないw)会社ですから。でも、一方で台北や板橋は駅名を統一してますし…

結論、よく解りません!

ま、それはさておき。
折角長い距離を乗るのですからと、ちょっと奮発して商務廂を事前手配しておりました。


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懲りずに台湾〔1〕〜プロローグ・波乱の幕開け〜

8月の頭の頃。
相方と休みを合わせて台湾に行こうと画策しておったんですが、やっぱり野球を観ないと気が済みません。

台北ならば1人でも行けるようになったもんで、どうせ相方が一緒なら1人で行けない南の方に行ったろかいなという話になり、CPBLの日程表とにらめっこした結果、台中洲際棒球場の中信兄弟vs統一、高雄・澄清湖棒球場の統一vsLamigoを絡めて3泊4日の旅程を組み上げたのでした。

ところが、出発を前日に控えた9月11日。
転勤の内示が出てしまいまして。

転勤先がマリーンズ県だったもんで、ファイターズ特区の本宅に帰れるかと思ったら左に非ず。
具体的な場所は伏せますが、同じ県内でも通勤に2時間掛かることが判明したため、泣く泣く?物件手配の依頼を掛けて休暇に入ることになりました。



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ちょっくら台湾〔10〕〜乗り鉄、いろいろやらかす。〜

今回の訪台最終日となる15日。
ホテルをチェックアウトした後、何の目的もないまま、ひとまず思いついたところで降りようと、台北方面に向かう台鐵區間車に乗ります。
台北を過ぎた頃、港町の基隆に向かおうと決め、そのまま乗り続け、途中駅の七堵での長時間停車の際に「あと3駅13分」というのを確認したまでは良かったのですが…2駅目に着いた時、
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対面のプラットホームに「基隆」の文字!?


…やってもーた。

どうやら、基隆に向かうには、ひとつ手前の八堵で乗り換えなければならなかったようです。
ここが、海外で言葉の解らんまま行き当たりばったり旅を敢行する上での落とし穴。
悲しい哉、台鐵の區間車車内には路線図の掲示がないのです。

んなもんで、その駅で飛び降ります。

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「暖暖」という小駅。
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無人駅でして、悠遊卡(交通系ICカード。MRTに乗る時の必須アイテムですが、台鐵も區間車ならばそのまま乗れます。)で乗っていたもんですから「精算どーすんや?」と思ったら、
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ちゃんと出入場記録用の端末が置かれていました。

キセルにならないよう(笑)双方の端末にタッチをして、対面のホームへ向かいます。

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何もないところなので、来た列車を撮りつつ待つこと20分。
今度はちゃんと海外版NAVITIMEで調べた上で、空港へ向かうことに致します。


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ちょっくら台湾〔7〕〜はじめてのおつかい?〜

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無料送迎バスに揺られること15分。
中壢のバスターミナルに着き、本日のお宿を探します。

ビジネスクラスを使った関係でホテルの予算を削らなくてはならなくなったため、1泊4,000円ちょっとの安宿をExpediaで予約していたのですが、実は日本語の口コミが全くなかったので、どんな塩梅なのかさっぱり見当がついておりませんでした。

Expediaのサイトに載ってた地図もええ加減やし。
結局、Google先生に確認して何とか探し当てたのですが…
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ここ?

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完全に連れ込み宿ですよ(^_^;)

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恐る恐るエレベーターに乗り、5階(といっても4階が欠番のため、実質は4階)のフロントへ向かいます。
フロントにはお姐ちゃんが二人おりますが、いきなり中国語で話しかけられても判らんっちゅーねん。
(…てか、台湾だから中国語で話しかけられるのは当たり前なんですけどねw)

取り敢えず予約メールを提示したところ、「Oh,Expedia!」という感嘆の声で予約がちゃんと入っていたことを確認。そこからは片言の英語同士のやり取りでどうにかチェックインが出来ましたが…まさかのパスポートチェックなしw

ホンマに大丈夫か?と思った矢先に、今度は部屋のドアが開きません。
フロントに「I can't open the door!」と、中学生レベルの拙い英語でヘルプ。フロントの姐ちゃんが一緒に部屋の前まで来てくれて、鍵を3回回して漸くドアが開きました。

至って普通のメカニカルな構造と思いきや、
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(※画像は美和ロック蠅HPより拝借。)
この、デッドボルトと呼ばれる部分が2枚構造になっていたのでした。
…そんなん知らんがなw

てなわけで漸く中に入れましたが、
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壁の絵はともかく(笑)、寝るだけならば十分過ぎる設備。
ミネラルウォーターが用意されてなかった代わりに、部屋にあったのはウォーターサーバー。(※画像取り忘れましたが)
でも、出るのは熱湯とぬるま湯ですwww


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水回りの若干の古めかしさは否めませんが、それでもしっかりリノベーションされており、バスタブも付いています。


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消えた豪華ランチ

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翌日。

試合まで時間があったこともあり、昼間は台中に出かけることに。

目的はただ一つ。
「眼科で豪華ランチと高級アイスを食す」。

…???


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実は2015年の秋に一度訪れていたのですが、台中の駅から徒歩数分の所に、日本統治時代に眼科として建てられた建物をリノベーションした菓子店兼レストランがありまして。
そこの屋号が
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「宮原眼科」。


また、ここのアイスが絶品でして、若いおねーちゃんを中心に常に行列が出来ている人気店なのです。

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1階でそのアイスとお茶、菓子折りなどを販売しており、
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2階は小洒落たレストランとなっております。

因みに2年前は
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2階のレストランでアフタヌーンティーなんていう顔に似合わないものを頼み、
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さらにアイスを食したのでありました。

ということで、その味を再び記憶に残すべく、
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台北から台鐵の自強號で南下します。

コトコト揺られて約2時間。
高架化された台中の駅に降り立ちました。
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列車を見送り、改札を抜けようと切符を取り出そうとしたら…


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切符がない。


さらに切符を入れていた定期入れも……ない!?



…やってもーた(;´д`)



一瞬にして顔面蒼白となったのでした。


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台湾弾丸紀行〔3〕〜実質3時間の台北往復〜

空港を出て、とりあえず試合開始までの時間潰しに台北に出ることにしたワタクシ。
実は、桃園市内のわかりやすい場所にファミリーマートを見つけることができなかった(=チケットの引き換えが出来ない)という事情もあったのですが、ステージショーがあるわけでもないのに6時間近くも球場前で待つほどの忍耐力もありませんのでw

空港から高速バスで台北にピャーッと出る手(NT$125)が一般的ですが、あえて高鐵(=台湾版新幹線)を使うことにしまして、高鐵桃園站(駅)までのバス乗り場に向かいます。
しかし、窓口でチケット(NT$30≒102円)を買おうにも、「すいません」に当たる中国語が出てきません(元々知らないんですから、出てくる筈もないのですがw)。
ひとまず窓口のお姉さんに「Excuse me?」と声を掛けると、「High Speed Rail(高鐵の英語呼称)? サンジュウ!」と言われます。30元(=NT$)を支払うと、チケットを渡され今度は「ジュウニ!」とバス乗り場の案内。
どこで日本人と見抜いたのかわかりませんが、たとえカタコトでも日本語で返してもらえるのはありがたいもんです。
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前回のように荷物で床が塞がれることもなく、10分程で高鐵桃園站に到着。
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しかし、高鐵の台北行き列車が40分待ちという状況でして。
ひとまず乗車券を買い、コンコースを見渡すと
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時間限定で駅弁を売っていました。
折角の機会なのでこれを求め、車内で食べることにしたのですが…桃園-台北って、所用20分ちょいなんですよね。日本の新幹線で例えるなら、東京-大宮や東京-新横浜、京都-新大阪間で飯食うようなもんですからw

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台湾一旦離れます〔前編〕〜台中から桃園機場まで〜

実は今回の旅、プレミア12観戦だけで終わらせるつもりはありませんでした。
一昨年初めて訪れてから、すっかりその良さにハマってしまった香港には、やっぱり行っておきたかったのです。(実は、それもあってのエバー航空利用でした。詳しく調べたわけではありませんが、航空券は東京−香港の通し運賃で台北は途中降機扱いになっているのでは?という値段だったもので。)

ということで、台中のホテルをチェックアウトしたあと、タクシーで台湾高鐵の台中駅へ。
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知られた話ではありますが、台鐵と高鐵の台中駅というのは全く別の場所にあり、高鐵の台中駅と接続する台鐵の駅は、台中から3駅離れた「新烏日」となります。
しかし、日本の都市圏の鉄道のように多頻度運転をしているわけではありませんので、接続が思うようにいかないケースもあるのです。
そんな理由からのタクシー利用でしたが、台中公園そばのホテルから高鐵の台中駅まではNTD360(≒1,348円)ですので、日本の感覚で考えるとそんなに高くないとは思います。

台中から空港のある桃園までは約40分ですが、
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敢えて商務廂(ビジネスクラス=日本でいうところのグリーン車)を使ってみました。

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外野応援厨→内野カメラ厨と座る席は変われど、勇者青波Bsひと筋45年弱の人。幕張在住の鴎さんによく弄られ、時にメガネを壊されたことも今となってはいい思い出です。コロナ前の一時期、台湾野球のエンタメ性にハマって暇さえあれば台湾飛んでましたが、未だにモノリンガルリーベンレン(※日本語しか話せない日本人)です。
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