野球、時々マスコット。

オリックス・バファローズを中心としたプロ野球観戦日記ですが、基本は球場に転がる小ネタと雑感を書きますので、試合の速報性とニュース性は殆どありません。居住地域の関係上、千葉ロッテマリーンズのネタも多く含まれます。 また、タイトルに関連しない雑記もたまに入りますのでご容赦を。

台湾代表

懐かしき感覚(11/17 AUS-TPE)

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11月17日 東京ドーム 3,523人
アジアプロ野球チャンピオンシップ2023 GAME3 
TPE|000 000 000 6=6
AUS|000 000 000 0=0
【勝】邱駿威
【敗】McGRATH
◆本塁打
TPE:林靖凱 1号満塁(10回/McGRATH)

実に6年ぶりの開催となるアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)。
コロナ前は当たり前のように、なんなら沖縄に行く感覚で台湾に出かけていたワタクシですが、2020年以降はコロナ禍が落ち着いた今でもまだ渡航は出来ておりません。

啦啦隊が来るなら行かねばならん、ということでチケットを取ったのは良かったのですが、鎖国中の4年間で中華職棒の世界も随分と代替わりしちゃいまして。
元々この大会にU-24の年齢制限が加えられていることもあり、台湾代表で応援歌を知っている選手が3人しかいなかったのです。
啦啦隊の方は現地で観たメンバーが何人かいましたが、球団が増えたこともあって大半は初見のメンバー。

…まあ、そんな前置きはこれくらいにして。

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期待に反して(11/11 MEX-TPE)

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11月11日 ZOZOマリンスタジアム 2,803人
WBSCプレミア12スーパーラウンド GAME19
TPE|000 000 000=0
MEX|000 011 00X=2
【勝】Reyes  1勝 0敗 0S
【S】Bustamante 
 0勝 0敗 1S
【敗】江少慶  1勝 1敗 0S
◆本塁打
MEX:Solis2号ソロ(5回/江少慶)
長いことこのブログを読んでくださっている方ならお気付きかと思いますが、ワタクシが中華職棒(CPBL)の沼に嵌るきっかけとなったのが、プレミア12。
4年に1度の開催で今回が2回目となるのですが、グループリーグの日台戦を観に台中まで行こうかな、なんて阿呆なことを画策したのも束の間。
チケットは発売開始1時間でSOLD OUTするという大盛況ぶりであっさり断念せざるを得ませんでした。

こうなったら「TEAM TAIWAN」が日本にやってくるのを願うしかないと思い、グループリーグ突破をひたすら祈っていたところ、願掛けの効果の程はさておき見事にグループリーグ2位通過を決めました。

満を持して内野のチケットを手配し、中華隊専属チア「CT-Girls」も含めた啦啦隊(応援団)御一行様の来日を心待ちにしていたのですが…

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外野!?

もちろん、CT-Girlsの姿はありません。
それどころか、CPBLの4球隊の啦啦隊長の姿も見当たらず。

…うーん、完全に目論見が外れました(苦笑)

因みに台湾からやってきた人々も大半が内野に陣取っていましたので、応援席の位置ぐらいはアナウンスしてもらった方が良かったと思います。(サイトの記載を見落としていただけかもしれませんので、あまり強くは言えんのですが…まさかNPBのレギュレーションでやるとは思いませんでした。)


ま、恨み節ばかりも言っておれんので…試合の話しましょうか。



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禁断症状発症〜偏屈者は三塁側へ〜(11/18 TPE-JPN)

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11月18日 東京ドーム 35,473人
アジアプロ野球チャンピオンシップ予選 GAME3
JPN|001 020 311=8
TPE|000 000 002=2
【勝】今 永
【敗】林政賢
◆本塁打
TPE:朱育賢ソロ(9回/平井)


元々は行く気なかったんですよ。
でも、前週の桃園の盛り上がりっぷりを見て、「あのスタンドの雰囲気をもう一度!」ってな気分になりましてね。
帰国後チケットサイトを確認してみると、幸いにして「チア応援シート」なる席がまだ残っていたもんで、速攻で押さえた次第でした。

あ、席はもちろん三塁側です(笑)


そして迎えた当日。
マリーンズとの「亞冠熱身賽」開催前に陣容は発表されていましたが、
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台湾からCPBLの各球団のチアの代表4名(4球団×各1名)と、「CPBL Baseball Girls」(中華隊専属チア)の代表4名、応援団長2名(中信兄弟と統一より)が乗り込んできました。
(因みにこのフォーメーションは、12日の対マリーンズ3戦目で初お披露目となったようでした。)

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まー、相も変わらずお綺麗なこと。
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当然の如く?撮り倒します。

で、試合の方はと言いますと…
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亞冠熱身賽・第2戦(11/11 中華代表-千葉羅)〔後編〕

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11月11日 桃園國際棒球場 7,319人
APBC強化試合2回戦 羅2勝
千葉羅|051 000 00X=6
中華代表|000 400 000=4
【勝】藤 岡
【S】益 田
【敗】林樺慶


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予告されていた先発は、台湾隊が林樺慶(Lamigo)に、マリーンズが佐々木千隼。
(※なお、中国語には「踊り字」が存在しないので、スコアボードの表記は「佐佐木」となります。)

初回は綺麗に0でまとまったものの、2回にマリーンズ打線が爆発!
…というか林樺慶が炎上したと言う方が正確ですねw

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二死満塁の場面で、柿沼に押し出しの四球を与えてMが先制すると、
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続く荻野貴司が走者一掃の二塁打を放って3点追加。
暴投(荻野三進)と四球で二死1・3塁とし、
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角中のタイムリーでさらに1点を追加。

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3回にも柿沼の犠飛で1点加え、6点の大量リードを奪います。

サンドバッグのように殴られっ放しだった台湾隊ですが、4回に打線が漸く繋がります。
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一死満塁から嚴宏鈞(Lamigo)のライト前タイムリーでまず2点を返すと、
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吳念庭(埼玉西武)と
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陳傑憲(統一/岡山共生高出身)という、日本に縁のある2人の連続タイムリーで2点差に迫ります。
これまでの拙攻でフラストレーションが溜まっていたかどうかは判りませんが、内野スタンドは優勝決定戦のような大盛り上がり。

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続く陳子豪(中信兄弟)を三振に仕留めたところで佐々木はお役御免。
尚も1・3塁という状況で迎えるは、4割男の「世界の大王」王柏融(Lamigo)。
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所属の枠を超えて富邦の嗆司曲(チャンステーマ)「GO富邦悍將
が流れ、ボルテージは最高潮に。
(↑この状況を日本風に置き換えようとしてもなかなか上手い例えが見つかりませんが、異論反論を承知の上で強引に例えると、日本代表戦に於いてホークス・柳田悠岐の打席でカープの「飛ばすチャンス」が流れるようなもんでしょうか。)

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しかし、ここは替わった成田が
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三振斬り。
2点差のまま、後半に入っていきます。


が。

試合が動く気配がありません。
中華隊は前日に引き続き、1イニング毎の細切れ継投。
マリーンズも5回から
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藤岡が3イニングスを投げ、
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松永→
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益田と繋いで
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ゲームセット。

仕方がないので、
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我慢出来ずに撮りに行ったLamigirlsの写真を…
って、前日と全く同じ展開www
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亞冠熱身賽・第1戦(11/10 千葉羅-中華代表)〔後編〕

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11月10日 桃園國際棒球場 5,861人
亞冠熱身賽第1戦 羅1勝
中華代表|010 000 000=1
千葉羅|301 020 00X=6
【勝】関 谷
【敗】陳冠宇
◆本塁打
羅:井上3ラン(1回/陳冠宇)


予告されていた先発はマリーンズが二木、中華代表がオーバーエイジ枠で選出された陳冠宇(千葉羅)。

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上々の立ち上がりを見せた二木に対し、
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チームメイト相手に投げづらかったのかどうかは知りませんが、早々に陳冠宇がマリーンズ打線に捕まります。
一死1・2塁の場面で迎えた打者は、4番の「アジャ」井上晴哉。
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2-2からの5球目を豪快に振り抜き…
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打球はそのままスタンドイン。
豪快に叩き込む3ランで、マリーンズが先制します。


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亞冠熱身賽・第1戦(11/10 千葉羅-中華代表)〔前編〕

雲林から約90分。桃園國際棒球場に戻ってきました。

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Lamigirlsが球場壁面にデカデカと♪

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選手の写真は、ちゃんと台湾代表仕様になっていますね。


開場前でしたが、既に色んな球団のユニを纏ったファンが集まっています。
地元・Lamigoに中信兄弟、統一、富邦のCPBL(中華職棒大連盟)球団、台湾代表、千葉ロッテ、埼玉西武、読売、北海道日本ハム(←呉念庭や陽岱鋼が代表に選出されている)といった辺りは解るのですが、直接関係のない日本代表(侍ユニ)に阪神、広島…果てはオリックスのユニまで見かける状況で、一体何の試合が始まるのか、と言わんばかりの賑やかさ。(※断っておきますが、Bsはワタクシではなく地元の方です。)
ここが日本ならば気分を害するファンが多数いて(かく言うワタクシもその1人)、小競り合いやSNSでの晒し上げが起きてもおかしくない状況ですが、台湾においては全く問題のない行為。
「寛容」と言うよりは「野球の試合だからユニ着てきたよ」くらいの非常にライトな感覚なんだと思います。余談ですが、CPBLの公式戦でもNPBやMLB球団のユニを着てくる観客は多数いますし、時々NBAのユニも見かけますからね。ま、基本的に何でもありなんでしょう(笑)

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中華職棒を齧る夜(11/11 ITA-TPE)

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11月11日 台中洲際棒球場 8,517人
WBSCプレミア12 グループリーグA GAME12
TPE|201 100 201=7
ITA|000 010 000=1
【勝】郭俊麟 1勝 0敗 0S
【敗】Panerati 0勝 1敗 0S
◆本塁打
TPE:林智勝1号ソロ(3回/Panerati)、郭嚴文1号ソロ(9回/Pizziconi)
ITA:Sambucci1号ソロ(5回/郭俊麟)


チケットが売れていないのを良いことに、ネット裏最前列を購入するなんて暴挙に出てみたのですが、なかなかこれが曲者でした。

NPB球団のフランチャイズ球場と同じ感覚で考えるとなかなかイメージしにくいのですが、最前列席の前に広い通路が取られていたのです。(…あ、書いてて思い出しましたが、鎌スタがこの形でした。)
しかも、ほぼグラウンドレベルの高さであることが災いして?右前方にはテレビカメラが鎮座。左側にはスピードガンが設置されてたりと死角だらけ。
それに加えて
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報道のカメラ大集合www
まあ、これは常時ではありませんでしたが、こんな諸々があってチケット料金がNTD1,800(≒6,840円)。

因みに、中華職棒の入場料が最高でNTD400(≒1,493円/台中洲際での中信兄弟ブラザーズ主催試合・土日祝日内野席価格)ですから…

ぼったくり過ぎやろ!!!

チケットが売れていない理由はこんなところにもあるのかもしれません。

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Twitter プロフィール
外野応援厨→内野カメラ厨と座る席は変われど、勇者青波Bsひと筋45年弱の人。幕張在住の鴎さんによく弄られ、時にメガネを壊されたことも今となってはいい思い出です。コロナ前の一時期、台湾野球のエンタメ性にハマって暇さえあれば台湾飛んでましたが、未だにモノリンガルリーベンレン(※日本語しか話せない日本人)です。
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