野球、時々マスコット。

オリックス・バファローズを中心としたプロ野球観戦日記ですが、基本は球場に転がる小ネタと雑感を書きますので、試合の速報性とニュース性は殆どありません。居住地域の関係上、千葉ロッテマリーンズのネタも多く含まれます。 また、タイトルに関連しない雑記もたまに入りますのでご容赦を。

中華職棒

はじめての台南市立棒球場〔後編〕(6/5 統一-Lamigo)〜暑さユルさでKnock out〜

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6月5日  台南市立棒球場 3,011人
前期14回戦(GAME102) 統一5勝9敗
Lamigo|400 001 120=8
統   一|000 000 000=0
【勝】尼克斯 6勝 3敗
【敗】瑞 安 3勝 1敗
◆本塁打
Lamigo: 林泓育10号ソロ(7回/江承峰)、陳晨威5号ソロ<※ランニングHR>(8回/黃竣彥)
チーム名の表記はおろか、メンバー欄もないスコアボード。
中華職棒の予備知識が全くないまま観てしまうと、誰が誰だかさっぱり解らんような状況に追い込まれます。(直接聞いてはいませんが、恐らく相方はそのクチだったかも。)

因みに統一の攻撃時は選手紹介の画と応援歌の歌詞がビジョンに出ますけど、この辺の環境は、正直他のフランチャイズ(桃園・新莊・台中洲際)と比べると激しく見劣りするのは否めませんね。


さて、肝心の試合ですが、初回から大荒れの展開。
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統一先発・瑞安(Ryan Verdugo)の立ち上がりを捉えたLamigo打線。

無死から
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藍寅倫のタイムリーで先制すると、一死の後
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陳俊秀のタイムリーでもう1点。
続く朱育賢のライト前ヒットで一死満塁としたところで、
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郭嚴文のセンターフライと思われた打球を
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レフトが深追いして撮れず、
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これがタイムリーとなってもう1点追加。
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さらに林立の犠牲フライもあり、
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いきなりLamigoが4点を先制して試合の主導権を握ります。

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はじめての台南市立棒球場〔前編〕〜観戦ガイド2019〜

そのメインイベントはこちら。
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やっとブログタイトルに相応しい話になってきました(苦笑)

統一獅(ライオンズ)の本拠地・台南市立棒球場。
昨年9月は日程の折り合いが付かず、寄ることがありませんでしたが、今回はちゃんと合わせたのですよ。
前日が雨天中止でどうなるかと思いましたが、恐ろしい位の快晴。

これで試合が成立すれば、日台2ヶ国プロ野球現行本拠地コンプリートです!(ちょっと自慢♪)


このブログにしては珍しく、まともなタイトルを付けたのには一つ理由がありまして。
当然、現地に行く前にはいろいろリサーチを掛けているのですが、こと台南市立棒球場についてはネット検索(※日本語サイト)でも殆どヒットがなく、あったとしても数年前の古い情報が大半。
少々おこがましいですが、今後現地を訪れる方の一助になればという思いを込めて書いております。
…でも、テイストは変えませんけどね(笑)


ということで、本編へ。


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懲りずに台湾〔11〕(9/14 統一-Lamigo〔後編〕)〜気軽に観られぬワンサイドゲーム〜

台湾の大半の球場では、ビジター応援団は外野に追いやられるのが常なのですが、高雄の場合は3塁側の内野がビジター応援席。
Lamigirlsがいないことと、トランペットと太鼓というジャパニーズスタイルの応援方式であることを除けば、桃園で観るのとあまり変わりはありません。
…でも、「球音」そっちのけでガンガン流しまくる応援曲とチアの存在が、中華職棒に於けるホーム応援の最大の魅力でありアドバンテージのように思いますので、「変わりない」というのはちょっと違いますかね(^_^;)



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懲りずに台湾〔10〕(9/14 統一- Lamigo〔前編〕)〜アレルギー反応〜

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9月14日 高雄澄清湖棒球場 3,069人
下半季11回戦(GAME216) 統一7勝4敗 (※2018通季14勝18敗)
Lamigo|002 051 120=11
統  一|004 000 002=6
【勝】史博威  5勝 0敗 0S
【敗】安 狄  1勝 1敗 0S
◆本塁打
Lamigo:林立7号2ラン(3回/安狄)、林泓育5号満塁(5回/安狄)、郭嚴文10号2ラン(8回/傅于剛)
統一:郭阜林17号2ラン(3回/史博威)

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統一・安狄(Andy Van Hekken)とLamigo・史博威(Zeke Spruill)の両美國人(※中国語ではアメリカ=美國)の先発で始まります。

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なんか聞き覚えのある名前だと思ったら、2016年の前半だけ埼玉西武に在籍していたバンヘッケンですか。改めて調べてみましたが、この方も米韓日台と4ヶ国を渡り歩いてるんですね。
一方の史博威も、昨年のオフに一旦Lamigoを退団してMLBのレンジャーズとマイナー契約を交わしたものの、4月に再度Lamigoに戻ってきたという経緯の持ち主。
中華職棒は外国人の契約枠が3枠しかない故に、中途の入退団は日常茶飯事のようです。

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懲りずに台湾〔6〕(9/12 中信兄弟-統一〔下〕)〜荒れそうで荒れなかった後半〜

3年前、イタリア代表が土産物を物色していたコンコースをトコトコ歩きます。

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壁にはPassion Sisters。桃園のLamigirlsといい、チア推しが半端ないですね。
これ、強引に例えると京セラのコンコースにBsGirlsの画像がべったらべったら貼られているようなもんですからね。日本的発想だと人によっては受け入れ難い部分もあるでしょうが、あんまり台湾では関係ないんでしょうかね?

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こんな便當(弁当)屋もあったり、3年前に比べると格段に球場メシのレベルは上がったように思いますが…
やっぱり台中だと
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場外の屋台を選んでしまうんですよね。

前回は焼売でしたが、今回は鍋貼(焼餃子)。
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8個で50元(≒185円)ですからね。やっぱり安いわ。
餃子の王将でお馴染みの?「コーテルイーガー(鍋貼一個)」でオーダーが通るかどうかは知りません(※しょっちゅうネイティブ中国人に間違えられるほど、中国語堪能な相方がいますから、ワタクシの出る幕はないのですw)が、2種類を1箱ずつ購入。

スタンドに戻る最中に、
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中信兄弟の象のマスコット「小翔(xiao xiang)」とすれ違いますが、マスコット大好きの相方は何故か「あの象、怖い〜!!!」と。

真正面から見ると
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こんなんだからでしょうか?


因みに試合の方は、外をほっつき歩いている間に統一が2点を返すも、すぐさま中信兄弟も2点を返し、中信兄弟4点リードで折り返します。
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懲りずに台湾〔5〕(9/12 中信兄弟-統一〔中〕)〜序盤戦〜

 
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9月12日 台中洲際棒球場 2,917人
下半季13回戦(GAME212) 中信兄弟7勝5敗1分 (※2018通季16勝17敗1分)
統  一|000 203 000=5
中信兄弟|031 200 00X=6
【勝】官大元   3勝 1敗 0S
【S】李振昌   0勝 0敗 10S
【敗】羅里奇  10勝 8敗 0S

試合が始まり、Passion Sistersは4名ずつ1塁側と3塁側に陣取ります。
Lamigoや富邦と同様に、ガンガン音響を鳴らしまくるのは変わらないのですが、中信兄弟の場合はそれに加えてホームでもラッパ隊がいるのが特徴。
トランペット5本にトロンボーン2本ですから、PAと合わせるとなかなかの迫力。
日本の応援団のような爆音系ではなく、基本ブラスバンド系の美音なので音質は比較的まろやかなのですが、時々気が狂ったかのようなハイトーン(←褒め言葉)をかましてくるのでなかなか侮れません。

…動画を撮れば良かったのですが、見事に忘れておりましたので、詳細をご覧になりたい方は各自YouTubeで検索してくださいませ。

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ちょっくら台湾〔9〕(7/14 Lamigo-中信兄弟)〜桃猿大敗〜

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7月14日 桃園國際棒球場 11,068人
下半季3回戦(GAME127) Lamigo2勝1敗 (※2018通季16勝6敗)
中信兄弟|303 001 201=10
Lamigo|001 000 001=2
【勝】艾迪頓 5勝 4敗 0S
【敗】王溢正 4勝 5敗 0S
◆本塁打
中信兄弟:藥匕5号2ラン(3回/王溢正) 張志豪17号ソロ(9回/洪聖欽)
Lamigo:王柏融11号ソロ(9回/官大元)

試合はLamigo・王溢正と中信兄弟・艾迪頓(Nick Additon)の先発。
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王溢正はかつてベイスターズに在籍していた左腕で、その名を記憶している方も多いと思います。

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一方の艾迪頓はアメリカ出身で、独立リーグやメキシコ・ドミニカ、果ては韓国ロッテまで、世界各地を渡り歩いているピッチャーのようです。

Lamigoの先発が台湾人というのは公式戦では初観戦で、且つ日本でもそれなりに知られているピッチャーとなれば、頑張って欲しいというのが偽らざる心情だったのですが、どうにも調子がよろしくありません。

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ちょっくら台湾〔8〕〜試合前のゴチャゴチャ〜

過去、CPBLの公式戦は平日の試合しか見たことがありませんでしたが、今回初めての週末試合観戦。
しかも、「嬉力趴」というイベントゲーム。
些か早いとは思いましたが、もしかしたらイベントゲームだからステージをやってるかな?と期待して15時前に球場着。
そしたら、ステージの前に
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でっかいプールが出来てまんがなwww

事前に「水遊びイベント」みたいなのをやるというのはLamigoの公式HPで見ていたのですが、まさかここまで本格的なものとはねぇ。

…これ、いろんな意味で、日本では絶対出来ないイベントですね。

そのままプール周辺をうろついていたら立派な不審者ですのでw、スタンドに入ります。

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ちょっくら台湾〔6〕(7/13 Lamigo-中信兄弟)〜桃猿大勝〔後編〕〜

試合は膠着状態に入り、5回終了。

一部のマニアお楽しみの「中場表演」のお時間がやって参りました。

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Lamigoも日本をフィーチャーした「YOKOSO桃園」やら、韓国をフィーチャーした「辣年糕趴」といったイベントゲームを開催してますから、この衣装が、着物とチマチョゴリのどちらをモチーフにしたのか一瞬判らんくなりましたが…まあ、色合いと柄から考えると「着物ドレス」なんでしょうね。

ということで、6回も両チーム無得点に終わり、再びLamigirlsが戻ってきましたが…


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期間限定メンバー、登場!!!


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ちょっくら台湾〔5〕(7/13 Lamigo-中信兄弟)〜桃猿大勝〔前編〕〜

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7月13日 桃園國際棒球場 7,134人
下半季2回戦(GAME125) Lamigo2勝 (※2018通季16勝5敗)
中信兄弟|003 000 020=5
Lamigo|105 200 00X=8
【勝】克恩三世 9勝 1敗 0S
【S】吳 丞 哲 1勝 0敗 1S
【敗】賽 格 威 2勝 5敗 0S
◆本塁打
中信兄弟:陳子豪9号3ラン
(3/克恩三世)


ここまでの写真は全てコンデジで撮っており、球場に着いて漸く一眼レフを取り出します。
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そしたら見た目(肉眼)ではそうでもないのに、画像はえらい雲っているではありませんか。
なんでや?と思ってレンズを見たら…原因は湿度差起因の湿気だったようですw

レンズをちゃんと拭いたら
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ご覧の通り。全然ちゃうわ。
ということで、
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いつものLamigirls観覧席(笑)から。

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外野応援厨→内野カメラ厨と座る席は変われど、勇者青波Bsひと筋45年弱の人。幕張在住の鴎さんによく弄られ、時にメガネを壊されたことも今となってはいい思い出です。コロナ前の一時期、台湾野球のエンタメ性にハマって暇さえあれば台湾飛んでましたが、未だにモノリンガルリーベンレン(※日本語しか話せない日本人)です。
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