野球、時々マスコット。

Bs東明とL野上の先発ということで、正直「馬鹿試合」を覚悟しました。

初回。
ヘルマンがセンター前へ軽く弾き返したと思ったら、
続く安達がライトオーバーの三塁打を放ちあっさり先制！
3番に入った中島の三ゴロの間に安達が還り追加点。

前日あれだけ欲しかった2点が、開始8分で入ったではありませんか！


すると3回。
1死からヘルマンがヒットで出塁し、
またも安達が、今度は レフトスタンドに2ランを叩き込みます。
その後もクリーンナップの3連打で満塁とし、
押し出しで1点追加。

さらに追加点が期待できる場面で打席には駿太。
放った打球はセカンドへのゴロとなりますが、セカンドが少々もたついて…

って、全力疾走しとらんやん！
最初からしっかり走っていればセーフになってもおかしくなかっただけに、このプレーは怠慢以外の何物でもありませんでしたね。


ベテランならまだしも…と言いたいところですが、この後に対照的なプレーが出てきます。

続く4回。
二死2塁。2塁走者は37歳のヘルマン。
3番中島の放った打球はセンター前へ。止めるかなと思ったら、真喜志3塁ベースコーチの手がくるくる回っております。
それを見たヘルマン、スピードを上げてホームベースへ突っ込みます。
ファインダー越しでしたが、ヘルマンの顔つきが変わったのがはっきり判りました。

勇者の底力@BrBwBs73

駿太が今のヘルマンの走塁見て、何か感じてくれればいいんだが。

2015/07/08 19:25:57

偶然なのかもしれませんが、駿太への無言の檄と感じました。

5回。二死1・2塁の場面で
ヘルマンがタイムリーを放ち、
安達が今度は3ラン!!!!!!!
これで大量10点差!!
5連敗中の鬱憤を晴らすかのような見事な攻撃を見せます。

一方の東明ですが、5回までは完璧なピッチングを見せていました。プロ初完投初完封も夢ではないかなと思ったら、6回にタイムリーと犠牲フライで2点を失い、6回完了をもって降板。

7回、東明の後を受けたのは山崎福也。
個人的には「ようやく観られた♪」というのが偽らざる本音でありました。
勿論「Bsの山崎福也」自体はキャンプで観てますが、やはり公式戦の登板は別格です。
しかしながら、どうにもコントロールがよろしくない。
Lの岡田にプロ初HRを献上してしまった上に、続く1番・秋山に四球を与える乱調ぶり。
すると、3塁からレフトにかけて、溜息と怒号が上がります。
それもそのはず、連続試合安打記録がほぼ途絶えたようなもんですので。
しかし後続を打ち取り、1回1失点で降板と相成りました。

8回。
駿太と中村一生のタイムリーで2点を追加したBsですが、その裏に登板した佐藤達也が2点を奪われ、点差の変わらないまま9回に突入。

9回裏。
登板間隔の開いた平野佳寿がマウンドに登ります。
打席には、まさかの猛攻で6度目の打席が回ってきた秋山翔吾。
その初球。

…乾いた音を残して、打球はレフトスタンドに吸い込まれました。

連続試合安打を28に伸ばし、安堵の表情を見せる秋山と、狂喜乱舞のレフトスタンド。
一体どっちが勝ってるんだか判らん展開です。

一方の佳寿は、この一発でスイッチが漸く入ったのか、後続を三者連続三振に斬って取り、
ゲームセット。

終わってみれば、12-6の大差で連敗脱出となりましたが、あんまり「勝ったー!!!!!」という気がしませんでした。
こういうゲームは、キッチリワンサイドで終わらんとアカンですね。

ということで、少々複雑な感情を抱えつつ、下界に戻ったのでありました。

【今季Bs観戦成績】10戦 4勝6敗 勝率.400