もろもろの段取りを整えて、8年連続の宮古行きを翌日に控えた2月14日。
関東地方は2週連続の大雪に見舞われました。

予報では前週の「記録的大雪」程ではないという話でしたが…
20140214_235227
むしろ、前週より酷くなってるんですが…


交通機関が麻痺することを想定して、予め勤務先近くのホテルを確保していたのですが、これが吉と出ました。


夜半から翌朝にかけては雨予報だったので、何とかなるかなと思っていたのですが…


翌朝、ケータイに届いた一通のメール。

そこには…

無情にも…


「欠航」の二文字が。


(゜ロ゜;


しかし、その理由が機材繰り起因だったので、万にひとつの振替があるかもしれんと、ダメ元でひとまず羽田に向かうことに。

午前7時半、羽田着。
案の定、カウンターは大混雑。しかし、皆ある程度の覚悟が出来ていたのか、怒号が飛び交うことはなく、整然と列を作って待っている状況でした。
更に、滑走路閉鎖により、この時点で午前10時台までの全ての出発便の欠航が決定していました。
そんな状況下で、館内の照明が非常に暗かったもんだから…ロビー全体がまるでお通夜のような重苦しい雰囲気。

列に並んでいる最中も、運航再開を見越して午後発の那覇便の予約状況もチェックしていたのですが、全便満席というかなりシビアな状況。

那覇→宮古の便にしても、ANA最終の17:20発の便に若干の空席があるだけでした。(こちらは沖縄の旧正月である「旧十六日祭」に合わせた帰省ラッシュが原因のようです)

どうしても15日中に宮古に入らなければならなかったので、ひとまず那覇→宮古のチケットを仮押さえした上で次善策を練ることに。

羽田からの出発を諦めて、中部・伊丹・関空・神戸の4空港からの那覇便を検索したところ、神戸13:40発の便がベストであることが判明。
しかし、新幹線で移動するにも、遅れを加味しても最低4時間は必要で、搭乗手続き云々の段取りを考えると、判断するための時間はそんなにありません。


そもそもワタクシがカウンターの列に並んだのは、飛ばない羽田→那覇便のキャンセル云々の話ではなくて、元々予約していた、平常運航の13:40発・那覇→宮古のチケットがキャンセル出来るかを聞きたかっただけだったのです。

案内をしていた地上係員のお姉さんが横を通りかかったその時、思いきって尋ねました。
「他の空港でも手続きは可能ですか？」

そしたらお姉さん、悲壮感を漂わせながらも力強い眼差しをこちらに向け、きっぱり「出来ます！」と断言。
その眼差しで、こちらも意を決しました。
「解りました。ありがとうございます！」とお礼を述べ、列を離れました。


そして、宮古島に向けての珍道中がスタートしたのです。


つづく。
タグ ：
#ANA